▷紅茶のおはなし、お菓子のおはなしvol.3
紅茶のおはなしを…時々
-ティーバッグの紅茶
ここ約1ヶ月間をかけて フルーレでは改装工事。
その間、
工事のためにガス電気も落として 毎日、大工さんと過ごし、ペンキを塗り…
合間の休憩には おいしい紅茶を飲みたい!と…
思いつつも
道具・やかん・茶葉などお荷物一式を避難させていたため
…飲めない!
ここ10数年の間で…
紅茶を淹れない日がこんなにも続いたことはなかったな…と。
改めて「私の好きなもの=紅茶」を 再確認。
お家から淹れて持っていってみようにも
実は私事ながら…自宅も同時にお引っ越し。
あ…お家でも淹れられないじゃないか。。
そうだっ!
サンプルで頂いていたティーバッグがあったはず!
と探しあて…電気ケトルを購入し…
念願。紅茶を淹れることができました
「ティーバッグって便利!」
をこんなにも痛烈に感じたのは初めて!人類の発明は、偉大です!
コップに ティーバッグをいれて
ケトルで沸かした熱湯を注ぎ
蓋の代わりに 大工さんの端材の木を借りて
コップの上に蓋。
茶葉で淹れるお茶が美味しいから…
ティーバッグなんて。。。と思っていたけれど
おいしい!
とてもとてもおいしく頂きました
飲みたい時に。食べたい時に。
口にできるって…一番の贅沢なのかもしれません
小さい頃…
カレーが食べたいな…と学校から帰り着くと
おうちいっぱいにカレーの香りが漂っていた時の
…あの幸福感。
話が脱線しましたが
そんなことがあったので、今回は「ティーバッグ」について。
フルーレ/cup of tea で
販売しているティーバッグは全てスタッフの手づめです
「ソイロンメッシュというトウモロコシの繊維由来の天然素材であること
かつ、抽出する過程、風味を邪魔しない素材」
「茶葉がしっかり対流できるピラミッドの形と大きな袋サイズ」
「中に詰める茶葉のサイズは、
ティーバッグ用の一般的な小さなサイズの茶葉ではなく、
味わい深さのある上質な大きなリーフ」…etc
そんな条件のオーダーを受けて下さる工場が…
そんなわがまま。それは見つかるわけもなく。
でも譲れなくて。
…定休日にスタッフが手づめしています
ティーバッグ、されどティーバッグ。
「沸き立ての熱湯」で
「何か で蓋をしてむらす」
「茶葉がひらくまでじっくり抽出」
いただければ、茶葉で淹れるに劣らない美味しさかと。
忙しい朝。
疲れ果てた夕食後。
道具を置けない職場。
そんなシーンでは
断然ティーバッグが便利です^^
茶葉派の方も、ぜひたまには、ご活用ください
余談ですが…
「ティーバッグの誕生」は諸説ありますが
貿易商のとある人が
お茶のサンプルを小売店へ送る際
容器代の節約のため
絹を袋状にし、その中にサンプル茶葉をつめて
送ったことが その始まり。
小売店がその後、注文したが「絹の袋入り茶葉」ではない
「ただの茶葉」が納品されて
話が違うぞ!ということになったことから
袋入りの茶葉が生まれたのだそうです
おもしろいお話ですね。