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▷紅茶のおはなし、お菓子のおはなし Vol.1

▷紅茶のおはなし、お菓子のおはなし Vol.1

紅茶のおはなし、お菓子のおはなし  vol.1
〜 お菓子をつくりながら… 紅茶を淹れながら… 日々想うことを気ままに綴っています
〜 店内に置いている紙面  ”紅茶のおはなし、お菓子のおはなし”  のWEB版です

 

わたしは “紅茶”そのものが好きなのは もちろん…
 “お菓子と一緒にいただく紅茶“の味わいが大すきで。

 

 しかし、それ以上に…
その昔イギリスで長い年月をかけて広まっていったお茶の習慣
今も深く根づく“紅茶を囲むティータイム”。
その場、その時間、を大切に大切にする 心の豊かさを愛おしく感じています

 

〜 その時間は、空腹を満たす ことに加えて
心ゆるす大切な人との、大切なコミュニケーションの時間であり
夫婦、恋人、親子、友人、ご近所さん…との絆を深める時間となる。

積み重ねていくたびに
この時間はかけがえのない “宝もの”に〜

土地柄、晴れ間が少ないイギリスでは、
お陽さまが差すと“さぁ!お外へいこう”とあちらこちらで
ピクニックがはじまるんだとか、日常的に。

季節の植物をたのしみながら…1日のほんの数分の、
ほんのひとときのウキウキとほっこり…。心ゆたかな生き方だなぁ…と


目まぐるしく過ぎる毎日を生きていると…
そんなことは おとぎ話のように感じたり、
なんだか非現実的だったりするけれど

そんな心だけは持っていたい…と。
月に一回、年に数回…たまには そんな、

心とからだの休息を。”宝もの”づくりを…

 

そしてきっと。イギリスが特別なわけではなく。
 “3時のおやつ“ 同じような”宝もの“がつまっていますよね…きっと。
小さな頃“おやつよー!”と呼ばれてテーブルへ走った記憶。

おせんべいだったり、冬はストーブで焼いたお芋だったり…
「今日こんなことがあってね〜」と たわいもない会話。
「なんか元気ないね、どうかした?」悩みごとを打ち明けるきっかけだったり…

 

“おやつ”という言葉に、
わたしは、イギリスが長い歴史の中で文化としてきた
ティータイムの精神を重ね、感じています